40代の仕事探し特選NAVI~意識が変わる転職活動~

*

1.40代の仕事探しには明るい兆しが!

 20年に及ぶ不景気の波は、転職市場を大きく冷え込ませ、40代の転職希望者にとっては、求人が少ない厳しい時代が続いていました。
 ですが、2012年に日本の景気の底打ち感が出始め、その後のアベノミクス効果や東京オリンピック開催決定なども影響し、転職市場も活性化してきています。それに伴い、40代の求人にも回復の兆しが見えており、今後ハイキャリアのミドル世代の需要が高まることが予想されます。

 とはいえ、40代前半と後半では、難易度に差が出る傾向があるようです。例えば、40代前半であれば、マネジャーとしての求人はあります。ですが40代後半になると二層以上のマネジメントを行うエグゼクティブクラスでなければ、高い人件費を払う企業側に、採用のメリットはありません。そうした年齢による違いも考慮して、転職活動を進めなければならないのです。
 

2.40代までに持つべき強み

 2013年12月にリクルートキャリアは、「2014年以降の転職トレンドが、40代以上のミドル世代である」という予測を発表しました。その背景には、業績を回復する企業が増えたことで、新規事業への着手やグローバル展開の推進など、将来への投資を再開する傾向が強まっていることがあげられます。新しいマーケットを創出する際、そのために必要な専門スキルとキャリアが求められますから、40代以降のミドル世代の転職チャンスが広がります。

 40代以降のミドル世代が、転職するまでに磨いておきたい強みには、「利害交渉能力」「変革推進能力」「コーチング能力」「問題解決能力」の4つがあります。

 新規事業の立ち上げに関わるときには、企業の投資をいち早く回収するため、社内外でさまざまな調整を行う必要があります。その際、企業に不利益がないように話を進めるためにも、「利害交渉能力」を持っている方が有利です。

 また、伝統がある企業ほど保守的な傾向が強く、職場の習慣を変えることで大幅なコストカットができるケースも少なくありません。組織内を調整し、新しいことを積極的に取り入れていく「変革推進能力」を持っていると、大きな強みになります。

 40代が応募可能な仕事は、マネジメントも行うプレイングマネジャーであるケースが多々あります。個人のスキルや理解度に合わせて、適正な指導ができる「コーチング能力」があることも、大きなアピールポイントです。

 そして、日々の仕事の中で問題点を見つけ、それを改善するための提案を行い、実践できる「問題解決能力」があることも、ミドル世代特有の強みと言えます。

3.ミドル世代に企業が寄せる期待

 では、企業サイドはミドル世代に、どんな期待を寄せているのかを考えてみましょう。ここでも、40代前半と後半では、求められる能力の傾向が異なります。

 40代前半の仕事探しであれば、マネジャーとしての求人は十分にあります。ですが、30代と比べると、どうしても人件費が高くなってしまうので、単にマネジメントができるだけでは、企業側は魅力を感じません。プレイングマネジャーとして、個人では短期間で成果をあげられ、組織の活性化にも積極的に取り組める人材を、企業は求めています。または、業界や職種に対するずば抜けた実績や専門スキルがあれば、企業には魅力的に映るはずです。

 一方の40代後半は、すでにキャリアの集大成に向かうということもあり、業務がエグゼクティブクラス、あるいはプロフェッショナルとして専門スキルを持っていることを、企業サイドは求めます。業界内に広い人的ネットワークを持っていて、クライアントの評価も高いことが前提条件になります。そうした期待に応えられる能力があれば、40代の転職活動でも成功できるのです。

4.40代の求職術とは?

 40代の仕事探しの方法は、いろいろあります。いわずとしれたハローワークや、新聞の求人欄、無料の求人情報誌、企業のウェブサイトを使って、求人情報を探しているひとも、いまだに多いようです。ですが、自分の希望条件に合った求人を探したいなら、転職サイトを活用するのが一番です。

 転職サイトであれば、地域や業種、職種、給与、雇用形態など、自分の希望条件を入力することで、マッチする求人をいち早く探すことができます。また、転職サイトに希望条件やこれまでの経歴を登録しておくと、毎週、条件に合った求人の新着情報が定期的に届いたり、あなたのキャリアに関心を持った企業からの問い合わせがあることもあるのです。
 
 40代が納得できる転職先を見つけるまでには、残念ながら時間がかかるケースが多いものです。複数の転職サイトに登録し、一つでも多くの求人情報を集めて応募することが、40歳の転職成功には不可欠です。どんなに手間がかかっても、登録する転職サイトの職務経歴書作成ツールなどを駆使して、自分に関する情報はきちんと登録してください。

 また、40代であれば、ハイクラスあるいはエグゼクティブを対象にした求人を集めた転職サイトフル活用することをおすすめします。人材紹介を行っている、転職エージェントと連動しているサイトなら、より良質な求人が期待できるはずです。 
 

5.40代の転職はこれまでのキャリアが試される

 転職市場が活況なことで、40代の求人も増加傾向にあります。ですが、すべての40代が満足のいく仕事が探せるわけではありません。40代の転職は、これまで自分がビジネスマンとして、どのようなキャリアを築き、それが他人からどう評価されるのか、ある意味、現実を突きつけられる場でもあるのです。

 それは、これまで着実にキャリアを積んできた方にとっては、キャリアアップ転職は難しくない証明でもあります。終身雇用制が崩れたいまの日本では、いざというときのために自分に価値づけしておくことが不可欠です。いま自分に足りない能力は何かを見つけ、それを磨く努力を始めるだけでも、ライバルに差をつけることができます。しっかり自分のキャリアを振り返り、自分の強みを洗い出したうえで、応募企業との接点を探してみることから始めましょう。

 企業ニーズと自分の強みに接点があれば、後はプレゼンするだけです。あなたの成功は、いまの努力にかかっているのです。

リクナビNEXT
詳細
★★★★★
転職活動の幅がグッと広がるサービス満載!職務経歴簡単作成ツールが使いやすい!スカウト機能も嬉しい!


公開日:
最終更新日:2015/03/19